SNMPトラップにてCPU高騰が検知されるケースは2つあり、
筐体全体の平均の値が閾値を超過した場合と、各CPUにて閾値を超過した場合があります。
"CPU負荷の高騰"
cpu-high Send a trap when CPU usage is high.
"snmp-event::per-cpu-high"
per-cpu-high Send a trap when per-CPU usage is high.
各CPUにて閾値を超過した場合
"fgPerCpuHighDetails.0 (OCTETSTR):*"は CPU の index 値を指しています。
fgPerCpuHighDetails.0 (OCTETSTR):4がトラップとして出力した場合、
CPU4 が設定された閾値を一時的に超過したことが考えられます。
fgPerCpuHighDetailsではFortiGateが有する各コア単位でtrapが上がりますので
一時的な内部処理により高騰したことも考えられます。
# get sys performance status やGUIのサマリ画面でで確認できる全体CPU値で継続的な高騰が見られない場合
もしくは特に何かの処理に実影響が発生していないのであれば特に問題視する必要はないかと考えられます。
なお、SNMPでの閾値は以下設定にて確認が可能です。
config system snmp sysinfo
set trap-high-cpu-threshold 80