• 文字サイズ変更
  • S
  • M
  • L
  • No : 458
  • 公開日時 : 2023/01/11 10:30
  • 更新日時 : 2023/06/22 17:39
  • 印刷

Forcepoint DLPの構成を教えてください。

カテゴリー : 

回答

構成図は以下の通りです。
・"管理コンポーネント"のFSM(管理サーバ)は、設定したDLPポリシーを各"ルール実行主体"へアップロードします。
 各ルール実行主体のAgent、GWは、受け取ったポリシーを元に各"保護チャネル"へのトラフィックをDLP分析します。
・各チャネルのDLPルール設定、インシデント確認はFSMでの1画面管理が可能です。
・必須はFSMとSQLのWindowsサーバ2台。保護するチャネルに合わせてGW、Agentを準備します。
 
 
Forcepointの特長

 
・DLP Endpoint
 ①GWなしの複数チャネル保護Email(out),Web(Browser),Printer,App,USB,LAN
 ②Windows、Mac(M1/M2)、WindowsSV、VDIサポートに対応(LinuxはGWが必要)
 ③テレワーク時のオフライン制御、ポップアップアクションによる注意喚起が可能
・Web/Email Security
 ①WebGW、EmailGWでのDLP + Web Filter(+ブラウザ外)、Email Filter(+Inbound)
 ②Web Filter:Category,Protocol,AV,Phising,Redilect,Exploit,File分析
 ③Email Filer:AV,Spoofed,Attachment,URL分析, Antispam,広告メール等
 ④ICAP連携、Linux保護、Email隔離/添付ドロップ
・Forcepoint ONE CASB+DLP
 ①より正確なDLPをクラウドアプリに拡張。アップロード+ダウンロード、共有を制御
 ②API対応(M365,Salesforce,Box,Dropbox,Google,AWS,ServiceNow,Zoom,Slack) 
 ③プロキシによりその他クラウドも対応
・Risk-Adaptive Protection(DUP)
 ①100以上の行動指標(IOB)に基づくユーザーリスク可視化
 ②リスクベースのポリシー自動実施(リスクユーザーのみにBlockルール適用)
 ③システムログの削除や、レジストリ値の変更も制御可能
 
 
図の補足

 
管理コンポーネント
 ・FSM:すべてのForcepointコンポーネントを管理
 ・SQL:FSM上のデータを管理
 ・EndpointSV:F1EAgentを管理
 ・Crawler:スキャン(Fingerprint,Scan)を実施
 
保護チャネル
 ・GW(オンプレ or IaaS上へ展開可能)
  ・Email Security:Inbound,OutboudのEmail Filter+DLPを実施
  ・Web Security:SSL復号化とWeb Filter+DLPを実施
 ・Agent
  ・F1E(Forcepoint One Endpoint):EndpointチャネルでDLPを実施
  ・Neo:ユーザーリスクをDUPで可視化し、FSMで制御を実施
 ・DLP Endpoint
  ・Web,Email,Application,USB,LAN,Printerを制御
  ※DLP EndpointのWebはブラウザ拡張機能を利用するため、ブラウザを介さない通信は制御外
  ※DLP EndpointのEmailはデスクトップのoutlookを制御します。、Inbound通信は制御外
 ・DLP Discover
  ・ファイル システム、データベース、または電子メールのDiscoveryを実施
 
 
更新履歴
2023/1/11 更改
2023/6/22 概要図、説明文、特徴を更新
 

アンケート:ご意見をお聞かせください

ご意見・ご感想をお寄せください お問い合わせを入力されましてもご返信はいたしかねます