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  • No : 482
  • 公開日時 : 2023/01/11 15:34
  • 更新日時 : 2023/01/12 09:58
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Forcepoint DLPの機能を教えてください。

カテゴリー : 

回答

Forcepoint DLPの主機能は識別子を元にデータを判別し、各チャネルへのデータ漏洩を制御します。
以下に識別子一覧と保護チャネル一覧を記載します。
複数の保護チャネルに対して、Fingerprintを含んだDLPを適用することが可能です。
 
【識別子一覧】
 
識別子 説明 ユースケース
Fingerprint
(ハッシュ)
・スキャンによって作成されたハッシュによりデータを識別
・File Fingerprint:非構造化データ(PDF、Office等)を識別
・Database fingerprint:構造化データ(DB)を識別
・重要なデータのみを識別(2%ルール)
・MIPで保護できないファイルタイプ、部分コピペを制御
・財政計画、マーケット戦略、ハイレベルの設計文書を識別
機械学習 ・正と負のサンプルをスキャンし、識別子として登録
・登録した識別子を元に意味的に類似したデータを識別
・独自のソースコードと他のソースコードと識別
・社内法的文書と他の法的文を識別
・著名な著者の散文と同言語の他のテキストとの比較
自然言語処理
スクリプト
・様々な言語/業界で利用可能な事前定義スクリプト ・迅速な導入
・マイナンバー、クレジット番号を識別
分類ラベル ・Microsoft Information Protection(MIP)との統合
・FSMにインポートしたMIPラベルを元にデータを制御
・ラベル(機密、公開、プライベート)別の制御
・Endpoint内の機密文書へ自動ラベル付け
ファイル
プロパティ
・ファイルタイプ、ファイル名、ファイルサイズ
・ファイルタイプはファイル名変更しても検知可能
・ファイルサイズにより広くデータ検出し、傾向を把握
・組織で禁止されているファイルタイプを制御
正規表現 ・Perlベースの正規表現により、データを識別 ・郵便番号、数字のセットを検出
・正規表現により柔軟なキーワード検出
キーワード/辞書 ・キーワード、辞書ベースでデータを識別
・キーワードは部分一致を識別
・Officeの製品コード、プロジェクト名、社内定義機密区分を識別
・他の識別子と合わせて、検知精度をあげる。
 
 
 
【保護チャネル一覧】
 
カテゴリ 保護チャネル 説明 アクション
Endpoint
(Data-in-Use)
Email(送信) ・ユーザーから送信されたすべてのメールを分析
・デスクトップ版Outlook/AppleMailをサポート
Permit/Block/Confirm
  Web ・HTTP(S)投稿をブラウザ拡張機能によりインターセプトし分析
・一部のクラウドアプリへのファイルアップロードも監視
・※ブラウザ外のWeb通信については対象外
 
  Application ・アプリからのCut/Copy、アプリケーションへのPaste、File Aceessを分析
・MS/Cloud Stirage/IM/Email/P2P/Packagingなどの事前定義あり
・アプリの個別登録も可能
 
  Printers ・プリンタドライバーを監視(ローカル、ネットワーク、PDF)  
  LAN ・ファイルサーバへのWindowsファイル共有を分析  
  Removable
 media
・USB、CD/DVD、外付けハード ディスクへのデータ転送を制御
・ネイティブWindows CD/DVDライターをサポート
Permit/Block/Confirm
/Encrypt
  Discovery ・Windows/MacOSをスキャンして、機密を含む財務書類を特定
・MIPの自動ラベル付け
修復スクリプト(Copyfiles/MoveFiles)
Network(GW)
(Data-in-Motion)
Email(送信/受信) ・受信メール分析、隔離アクション、添付ドロップアクションが可能 Permit/DropAttachments
/Quarantine/Encrypt
  HTTP/HTTPS/FTP ・ネットワーク内のWebやWebメールを介した動きのあるデータの分析
・ProxyでのSSL復号化により、ブラウザ外のWeb通信も分析
Permit/Block
Discovery
(Data-at-Rest)
Network ・ファイルサーバ、Sharepoint、DB(SQL.Oracle)、Exhangeへのスキャン
・毎週日曜日に「Confidential」というキーワードを含む財務文書を調査
修復スクリプト(Copyfiles/MoveFiles)
 
※共通アクションとして、Forensic/Syslog(CEF)/Notifyが可能です。

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