1,概要
Forti OS 7.2.6において、自動OSアップデート機能(auto-firmware-upgrade)の初期設定が自動的にenableへ変更となります。
v7.2.5まではdisableが初期値ですが、その状態でv7.2.6にアップすると自動でenableとなります。
デフォルト設定のためConfigには表示されません。
FGは毎日OSリリース状況をチェックしており、新しいファームウェアパッチのリリースを確認すると、設定された期間内にOSの自動アップデートを実行します。
なおOSのアップデートは同一のメジャーバージョン内のパッチに対してのみ動作し、異なるメジャーバージョン及びマイナーバージョンのパッチにはアップされません。
今後OS 7.2.7以降にてパッチがリリースされた場合も同様に自動OSアップデート機能の設定がenableとなる可能性があります。
2,対象機種
100シリーズ以下のFortigate/ FortiGateRugged /FortiWiFiが対象です。
FortiGate |
FG-40F, FG-40F-3G4G, FG-60E, FG-60F, FG-70F, FG-80E, FG-80F, FG-90E |
FortiGateRugged |
FGR-60F, FGR-70F |
FortiWiFi |
FWF-40F, FWF-60E, FWF-60F, FWF-80F-2R |
※上記対象機種であってもSecurityFabricの構成機器である、またはFortimanager管理下である場合、auto-firmware-upgradeは適用されません。
3,対処方法
OSの自動アップデートをdisableに変更したい場合は、以下のコマンドで設定します。
【CLI】
・設定変更
config system fortiguard
set auto-firmware-upgrade disable
end
・設定確認
show full-configuration system fortiguard
4,メーカー資料
詳細については、以下のメーカー資料をご参照ください。